お線香には煙が出るタイプと、煙が少ないタイプ(少煙、微煙といいます)があります。煙が少ないからと言って香りが薄いというわけではありません
お線香は「香食(こうじき)」と呼ばれており、仏様故人様のご馳走、ということになっております。そのため香りをお供えするという意味でも煙はある出た方がいいと思うのですが、近年になって、マンションや高気密の住宅環境が増え、煙が出ることを好まない方も増えてきた、というライフスタイルの変化に合わせ、少煙タイプのお線香の需要が増えてきています。
でも、やはり、お墓参りなど、外で使うお線香は、普通の煙が出るタイプがいいと思います。天国にいる故人に煙が届きますように…。